雪中花日和

テスト終わりました！…やっと終わった…＾＾；
なので…小説を載せます！…駄文ですいません…ちなみに、天国組です（・ω・）
続きに載せます。鬼閻です↓『バレンタイン』（←の日に書きましたｗ）ver.閻魔視点

「ねぇ、ねぇ鬼男くん！明日って何の日か知ってる？」
「え？何かあるんですか？」
今いるのは、仕事場。この時間は死者たちの裁きも終わって、鬼男くんと２人きり。
「うん！あのね、明日は人間界では『バレンタイン』って日なんだよ！」
「バレンタイン…？どんな日なんですか？」
鬼男くんは書類の仕事をしながらも私の話も聞いてくれている。
「バレンタインって言うのは…好きな人にチョコをプレゼントする日なんだよ！だからね鬼男くん…」
「なんです？」
「明日楽しみにしててね！」
「…ええ、分かりました」
鬼男くんは、そういうとこっちを向いてわらいかけてくれた。どうしても顔が赤くなってしまう…。（笑顔は反則だよ～…）

次の日の朝。いつもより早く裁きの間に向かう。…ラッピングされた箱を持って…。もちろん中身は手作りのチョコ！
…鬼男くん…喜んでくれるかな…？
「おはようございます。大王」
いつもより早く来たのに先にいて挨拶してきたのはやっぱり鬼男くん。
…鬼男くん…いつもこんなに早くきてるのかな？
「おはよ！鬼男くん！はい、これ…！」
鬼男くんにラッピングした袋を手渡す。
「ありがとうございます。大王。開けてみていいですか？」
「う、うん！」
鬼男くんが器用にラッピングを解いていく。そして、箱を開けた…。
「ど、どうかな！？」
「とても美味しそうですね。頂いてもいいですか？」
「うん！食べてみて！」
「あっ…でも、その前にこれを…」
「…えっ？」
鬼男くんが差し出してきたのは、ラッピングされた袋…。
「これって…」
「開けてみて下さい」
鬼男くんに言われたとおり開けてみると…思ったとおりチョコレートが入っていた。
「鬼男くん…どうして…」
「愛しい人にチョコをあげる日ならば、大王にチョコを贈るのは当然でしょう？」
「なっ…い、愛しいって…」
うわ～…また、顔が熱いよ…。
「大王から頂いたチョコ食べていいですよね？」
「う、うん…」
鬼男くんは、箱から一つ取り出して口に入れた。
「ど、どうかな…？」
「とても美味しいです」
「良かった～…」
正直、『まずい』って言われたらどうしようかと思ってた…。（鬼男くんは優しいから言わないと思うけど…）
「大王も食べてみてください」
「う、うん！」
鬼男くんから貰ったチョコを食べてみる…美味しい～…！
「どうですか？」
「すっごく美味しい！」
「それなら…良かったです」
うわ…今、すっごく幸せだ…。
「鬼男くん！」
「はい？」
「ありがとう！」
すると鬼男くんは
「こちらこそ」
と言って笑ってくれた。